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濱田君

ロンドン インペリアル大学合格!
Imperial collage London
Biochemistry(生化学)コース

ホイットギフト校長期派遣へ向けての抱負

 私の留学の一番の目標は、世界中の人々と完璧にコミュニケーションを取れるようになることです。また、ホイットギフト(以下W校)での授業は浦高の雰囲気とは異なり、もちろん全て英語で学ばなければなりません。海外に住むことは憧れていましたが、今まで真剣に自分の事として考えたことがなかったので、まだ実感としては湧いてきませんが、とにかく一生懸命頑張りたいと思います。

 W校では、インターナショナル・バカロレア(IB)コースを選択し、学科としては、英語、日本語、数学、化学、生物、心理学の6科目を専攻します。私は短期派遣の時にW校に訪れ、実際の授業等を見学してきたのですが、学問に対する情熱がひしひしと伝わってきて、驚きました。このような環境で、私も彼らと一緒に勉強できると思うと、とても楽しみです。

 外国での長期に渡る生活は異質なもので、日本とのギャップも生じてくると思います。しかし、世界には様々な考えがあるので、お互いに理解し合い、全ての事を新しい体験として、吸収していきたいです。また、私からも日本の文化や、考え等も伝えていきたいです。18という年齢で、このような厳しい状況に身をおくことは、人間としての器を大きくし、これからの国際社会において、絶対に有意義なことだと思っています。だからW校では、自分の限界まで様々な事、特に、勉強、スポーツ、芸術に積極的に挑戦し、留学を終えたときには、今より何倍も成長できるように、日々努力を続け、精一杯頑張ります。


 

日誌

濱田君マンスリーレポート
12
2009/06/02

No.20

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とうとう、2年間通して書いてきたこの英国からの便りも最終号となってしまいました。ホイットギフトでの授業も終え、今月の19日には、ホイットギフト校での最後の思い出となる、卒業式がありました。今年の卒業式は、様々な事情によって、例年とは異なり、ホイットギフトの綺麗な中庭で、ティーセレモニー的な感じで行われました。色々お世話になった、先生方と、紅茶やシャンパンを飲んだり、料理を食べながら、とても良い雰囲気の中で、歓談することができました。普段はあまり一緒に話ができない校長先生とも、今までのホイットギフトでの生活のことや、寮でのことなど、打ち解けて話ができたので、とても楽しかったです。去年の夏の浦高での卒業式とは、やはり雰囲気が異なっていて、これも文化の違いだと実感しました。ホイットギフトの校長先生は、ホイットギフトを卒業しても、将来を通して、学校とのつながりを大事にしてくれと言っていたので、何かとまたお世話になるかもしれません。ホイットギフトでも、人種は多いですが、みんな心が広く、たくさんの良い友人に恵まれました。浦高での別れも惜しかったですが、2年間という、長いようで実際はとても短い、ホイットギフトの生活で関わった人々と別れるのも本当に辛かったです。でも、まだ将来何があるかわからないので、もしかしたら、みんなと一緒に学ぶ時が来るのかもしれません。留学を通して、出逢いと別れの大切さを痛感しました。卒業式では、各教科より1人にだけ、学校での成績に応じて、賞が贈られるのですが、私は、化学と数学の賞を貰うことができました。また、外国人賞という形で、IBのバイリンガルディプロマを習得して、ホワイトハウスに住んでいるというだけで賞も貰えました。イギリスでもBook Tokenという名前で図書券があり、それを賞としてもらったので、大学での本等を買いたいと思います。イギリスの風変わりな卒業式の日は、本当に思い出深い日となりました。
 卒業式を終えてから、日本に帰国するまでは、残り少ない時間を使って、友達と色々な思い出を作ったり、教科毎に先生も一緒に食事に出かけたりして充実した日々を送りました。ずっとお世話になっている、ホワイトハウスのエリオット先生の家族とも、映画へ行ったり、BBQをしたりと時間を使えるだけ使いました。もう寮がイギリスでの自宅というような感じになっているので、寮を出なければならなく少し寂しいです。

 今思い返してみると、2年間本当に色々なことがありすぎて、確実に人間としての成長の糧となったと思います。始めは日常会話ですら、あやふやであった私が、イギリス人とはもちろん、様々の国の大使館の人々と英語を使って会話したり、IBの試験では、普通に英語で各教科のエッセイを書いていたりと、自分でもこの2年間での成長を実感します。しかし、こういった経験を私ができたのも、家族をはじめ、浦高の先生方、友人、今までお世話になった方々等、私が本当に多くの人々に支えられているからだということを、常に感じています。このプログラムをばねとして、こらからももっと人として成長し、自分らしく、たくましくなって、社会に貢献し、将来には関わった人々に恩返しができる日が来ることを目指して、これからもしっかりと勉強等、頑張っていきたいと思います。この経験を通して、支えなしで、1人では生きていけないということを胸に刻んであるので、常に感謝という言葉を忘れないようにします。何回も言いますが、この留学は私にとって、本当に貴重で、ものすごいパワーを秘めているものでした。後悔など、出来る筈がありません。最後に、この私が書いた「英国からの便り」を毎月読んで下さり、本当に有難うございました。何らかの形で、皆さまの力になったとしたら、本当に書いた甲斐があります。

13:43
2009/05/02

No.19

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~International Baccalaureate Exams~
 今月は、この2年間を通して、最も重要な月となりました。私が2年間受けてきた、IBコースの最終試験が行われたからです。全体を通して、3週間続きま した。どの生徒も最低6科目の試験を受けなければなりません。また、世界中で試験が行われる為、それぞれのタイムゾーンに合わせて試験が作られ、それぞれ の教科が重ならないように日にちが事前に設定されます。今この便りを書いている時は、もう試験は終わっていて、全く心配していない状況ですが、試験につい て振り返ってみたいと思います。まずは、私の試験のスケジュールです。

5月4日  (月)午後 Japanese (Paper 1)
5月5日  (火)午前 Japanese (Paper 2)
5月6日  (水)午後 Biology (Paper 1 & 2)
5月7日  (木)午前 Biology (Paper 3)
         午後 Mathematics (Paper 1)
5月8日  (金)午前 Mathematics (Paper 2)
5月11日 (月)午前 English (Paper 1 & 2)
5月14日 (木)午後 Mathematics (Paper 3)
5月18日 (月)午後 Chemistry (Paper 1 & 2)
5月19日 (火)午前 Chemistry (Paper 3)
         午後 Geography (Paper 1)
5月20日 (水)午前 Geography (Paper 2)

とこのような感じです。短いものでは、1時間、長いものでは、Paper 1 & 2で、3時間超というものもあり、試験時間中は、ほとんど書きっぱなしです。試験は、ホイットギフト校内で受けることができて、試験会場には、校内外から の試験監督が、試験の成り行きをコントロールしています。場所は、いつもは滅多に使わない、古いプールの跡地だったので、ある程度の緊張感を保ちつつ試験 を受けることができました。数学以外では、どの科目でも、エッセイタイプの質問が必ずあり、自分で構成を考えて、問題を解いていくので、様々な知識が必要 となります。どの問題もとてもやり応えがあり、問題を解くのを楽しんでいたのを覚えています。地理の問題では、「エルニーニョの社会的問題と、経済的影響 について述べよ。」のようなものがあり、Case Studyと言われる、的確な場所の影響等を加えつつ、答えました。イースター休暇で、エルニーニョについては、しっかりと復習していたので、問題を見た 時は、胸がはずみました。全体的には、IBの試験問題は、さすが世界で認められているだけあって、難しいのもありましたが、しっかりと復習したので、自分 を信じて頑張りました。結果は7月に出るので、楽しみです。
 今は、もう試験もすっかり終わり、自由な時間を過ごしています。みんなとBBQをしたり、友達のパーティにいったりと、今まで溜まっていたストレスを一 気に解消しています。あまりにやることが無いと、つまらないので、本を読んだり、将来に向けた勉強等も少しずつ始めたいと思います。来月には、ホイットギ フトを卒業するので、残り少ない時間を有意義に使いたいと思います。
13:42
2009/04/02

No.18

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3日からイースター休暇に入ったので、今月の2日が学校で正式に学ぶ日としては、最後の日となりました。授業中でも、最後の日ということで、先生がケーキを持ってきてくれて、みんなで食べました。また、Yearbookと言われる、卒業アルバムのようなものの為に、生徒は皆仲間たちと、色々と面白い写真を撮ったり、グループ写真を撮ったりしました。ここに、そのうちの2枚を載せます。もう正式に学校の授業が終わったとは、思えないです。今振り返ってみれば、ここまで本当に時間が早く経ってしまいました。特に2年目は、内容が凝縮されすぎて、暇など全く無かったので、時間さえ忘れていました。

~Easter Holidays for Revision~
 3日から、21日までは、イースター休暇だったので、学校は休みでした。しかし、試験まで1か月と追い込まれていたので、ラストスパートとして、毎日沢山勉強しました。通常は、クリスマス休暇とイースター休暇には、ホワイトハウスからは出なければいけなかったのですが、寮長のMr. ElliottとMrs. Elliottの配慮で、試験勉強の為ということで、イースター休暇中でも、寮に居させてもらえることになりました。イースターホリディとは言われていますが、もちろん私には、休む暇など無かったので、予定をびっしりと立て、すべての教科の復習に没頭していました。しかし、もちろん休むことも少しは必要だったので、たまにジムに行って、バスケをしたり、先生と一緒にゴルフをしたりと、充実した日々を送りました。去年のイースターはスロバキアや、チェコに行ったので、イギリスの人々が、イースターにはどう過ごすのか知りませんでしたが、今回イギリスにいて、いろいろとわかりました。復活祭のイースターサンディには、BBQをしたり、チョコレートの卵を隠して、見つけたりと、先生には、小さな子供が4人いるので、伝統的な子供向けのイベントも体験しました。彼らは、クリスチャンなので、イエス・キリストの復活を祝いに教会に行っていたと思います。長い休みでしたが、復習の方ははかどったので、第一の目的を果たすことができました。22日から、試験までは、家庭研修となっていて、そこでも、自分のやりたい勉強が出来たので、試験に対して、万全の準備を整えることができました。しかし、いくらやっても、もう十分だということには必ずならなく、いくらでもやればやれるので、最後まで諦めずに、頑張りたいと思います。5月4日からは、本番の試験です。いよいよ修羅場なので、気を引き締め直して、頑張ります。


13:42
2009/03/02

No.17

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 今月は、IBの最終成績を貰う為の重要な仕上げ等が沢山ありました。IBの芯となる部分について書きたいと思います。

~Theory of Knowledge Essay~
 IBの必修科目の一つである、ToK(知識の理論)では、最終的に評価される要素として、プレゼンテーションと、1600語以内のエッセイを書かなけれ ばなりません(もちろん全て英語で)。プレゼンテーションは、2月のハーフターム前に私はやってしまいました。プレゼンをやる際には、パワーポイントを使 うことが許されており、どんなテーマでも良いので、知識の理論を絡ませて、クラスの皆の前と、評価する先生の前で、10分から15分間のプレゼンを行いま す。私は、Global Warming(地球温暖化)について、過去のデータなどを引用し、どうやって地球温暖化が起こっていることを知るのか、地球温暖化は実際に起こっている のか等、4つの知識を得る方法(Ways of Knowing), Perception, Reason, Emotion, Languageを分析しながら、プレゼンを進めました。科学は、過去のデータの積み重ねにより、人類によって信頼されていますが、データはデータでも、 沢山あり、お互いに矛盾を招く結果を得ることもあります。そういったことも、頭に入れて、実際に知るということはどういうことか、うまく組み込んで、自分 なりに良い発表ができたと思います。
 ToKのエッセイでは、IBの組織の方で用意されたエッセイのタイトルの中から1つ選んで、それについて書きます。タイトルは15くらいあったような気 がします。私は、’To understand something you need to rely on your own experience and culture. Does this mean that it is impossible to have objective knowledge?’というタイトルを選びました。これは、「何かを理解するためには、自分自身の経験や文化背景に依存する必要がある。これは、客観的 知識を得ることは不可能だということなのか?」というような意味だと思います。このタイトルは、英国で2年間近く過ごしている、日本人の私にとっては、 持ってこいのタイトルだと思いました。自分の経験を組み込むこともできますし、それに関連させて、知識の理論について、結論を導くことができます。世界中 では、本当に多くの、文化や、宗教等があり、地球人皆が全く同じような知識を持つことは、今のところ不可能と言っても過言ではないように思われます。ま た、倫理等の問題では、それぞれの民族の感情等も組み込まれてきて、単純な問題ではありません。それに対して、数学や科学というものは、比較的、客観的で あり、絶対と言って良いほどの答えを得ることができます。そういった色々な側面から、客観的知識を得るということを分析して、納得のいくエッセイを書くこ とができました。最初は、英語で1600語も書くなんて、多すぎるというような印象を受けましたが、書き始めたら、全てを語るには、全然足りないというこ とに気付きました。結論として、どれだけ客観的なのかということも問われ、客観的な知識であったとしても、知識を得るプロセスは、全く同じ人生を歩んでい るわけでないので、必ず違ってきて、知識全てが同じになるということは不可能だというようなことに辿り着きました。
 IBコースを履修する為に、もう1つ重要なエッセイが、Extended Essayと言われる、英語で、4000語以内で書かなければならないエッセイです。好きな教科について書くことができ、個人の興味に合わせて、自分で選 べます。私は、Stem Cell Research(幹細胞研究)のことについてやりたいと思っていたので、生物として書こうと思いましたが、生物としてやるには、実際に幹細胞についての 実験をやらねばならず、先生から学校の実験室のレベルでは、難しいと言われたので、生物倫理のPhilosophy(哲学)の科目として、書きました。幹 細胞を得る際の、倫理の観点や、生物の内容を組み込んで、書くことができました。日本では、iPS細胞等も作られて、世界からの注目を浴びていますが、そ ういう細胞を作る意義等を、哲学的視点から考察し、結論を導きました。哲学の本を英語で読むのは、最初は難しかったですが、読んでいるうちに段々と慣れて きて、興味深かったです。自分の興味のあることについて、研究する能力を養うことができ、良い勉強になったと思います。

~CASの最終提出~
 以前の号で、CASについては、大まかに説明したと思いますが、Creativity, Action and Serviceの略で、それぞれについて、50時間ずつ、学校の授業以外の時間で、自分で校外活動して行わなければなりません。今月の末には、そういった 全ての活動についての報告レポートを提出しました。数字的には全部で、150時間やれば、良い計算ですが、私は色々なことに挑戦したかったので、最終的に は、およそ400時間を校外活動に費やし、担当の先生からも称賛の言葉を頂くことができました。実際にやったことは、芸術に関しては、Pianoと Choirと呼ばれる、オーケストラで、歌を歌うようなものです。Actionでは、基本的にスポーツなので、Basketball, Squash, Rugbyそして、Hockeyをやりました。Serviceでは、House Prefecting, Reporting, Coaching Basketball そして、学校の公開授業の時に手伝った、Open Daysが時間として、カウントされました。バスケを、イギリスの小さい子に教えるのは、自分でもバスケが好きなので、とても楽しくできたと思います。ま た、自分が来る前には無かったバスケ部も、ホイットギフトに作り、徐々にではありますが、バスケを校内に浸透させていったと思っています。来年からは、正 式なイギリスのバスケのリーグにも参加することになったようです。自分がいた時に、そのリーグに参加出来なかったのは残念ですが、先生等から、私がチーム を作り上げなかったら、起こらなかった事だ、みたいなことを言われたので、達成感のようなものも感じます。他校との、練習試合等を通して、チームメイトと の絆も深まり、やはりスポーツに国境は無いとはっきりと確かめました。どこの大学に行っても、バスケは続けたいと思います。最終的に、CASの意義につい て考えることを書かなければならない欄があり、自分のやってきた経験を基に、うまくまとめられました。勉強以外のこういった活動も、奉仕の精神を養う面で も、重要なことであり、人間関係をうまく保つ上でも、重大な役割を果たしていると私は考えます。その点では、日本の部活動では、本当に貴重な時間を、仲間 と共有し、人生においてもかけがえのないものであると改めて思いました。

13:42
2009/02/05

No.16

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 今月の2日に、ロンドンでは、記録的な大雪が降りました。18年ぶりの記録的な大雪だそうで、多くの学校が、休校という措置を取りました。ホイットギフトも、休校にせざるを得ず、期待していなかった休みを貰えました。久しぶりの雪だったので、寮のファミリーもみんな興奮して、すぐにサウスフィールド(ラグビー場)に出て、雪合戦をしたり、雪だるまを作ったりして、楽しいひと時を過ごしました。あの広いラグビー場全体が庭みたいなものなので、本当に広いフィールドで、寮の先生や奥さんや子供達も歳を忘れて、私たち生徒と雪の中を走りまわり、一緒に楽しめたと思います。そんな寒い中、Mrs. Elliott(クレア)が、ホットチョコレート(ココアのようなもの)やパンケーキ、またワッフルを作ってくれて、みんなで食べました。このひと時は、短かったですが、絶対に忘れないと思います。

~Half Term~
 2学期の1週間程のハーフターム(短期間の休み)には、寮のガーディアンである先生とその家族、そして寮の仲間たちと、イギリス内のどこかに、社会見学を兼ねて、旅行することになっています。今回は、イギリスのBath(バース)というところに、学校からミニバスを借りて、先生が運転して行きました。ゆっくり行って、片道3時間かからない程度で着いてしまいます。バースは、名前から想像できる通り、温泉で有名であり、街中にローマ様式浴場があり、歴史を感じる建造物が見られます。ローマ様式浴場の温泉に入ってみたい気にもなりますが、湯はとても汚そうで、入浴は禁止されているので、見学の為だけです。しかし、街中には、サーメ・バース・スパと呼ばれる、鉱泉を利用した、温泉総合スパ施設があるので、そこで入浴することが可能でした。バースに来て、温泉に入らないで、帰るのは気が済まなかったので、そこに行って、体と精神の疲れを癒しました。

 他にも、カヌーを漕いだり、あの有名なストーンヘンジを見に行ったりしました。ストーンヘンジは、壮大はフィールドの上に、巨大な岩石が横たわり、いくつかは積み上げられていたりして、神秘的なパワーを感じました。科学的にある岩は、ウェールズからのものだということが証明されているので、どうやって、昔の人があんなにでかい岩をわざわざウェールズから運んだのかを考えると、不思議でしょうがないです。また、Cheddar Gorgeというイギリス最大の峡谷にも行きました。そこには、いろいろな洞窟もあり、洞窟の形成法等も学び、地理を学んでいる私にとっては、とても興味深かったです。また、イギリス最古の人骨である、Cheddar Manの人骨等も保管されています。谷から、山を登って、その上からみた景色は荘厳で何とも言えませんでした。

 バースでは、別荘のようなものを借りて、1週間程滞在したので、家にいる時は、先生の奥さんの料理を手伝ったり、テニスをしたりと、残り段々少なくなってきた、寮の先生や、寮の仲間たちとの生活を満喫しました。かけがえのない時間を誰かと共有するということは、その後の人生でも、絶対に忘れないものだと思います。私も、3歳くらいに、家族と友達の家族と行った、スキー旅行でさえ、はっきりと覚えています。その点においては、家族旅行の重要さを感じます。そして、それは国境を越えても同じであるということです。外国では、このような人生のことでさえ、よく考えさせられるので、色々な角度から留学の意義を体感します。


13:41
2009/01/02

No.15

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新年明けまして、おめでとうございます。読んで下さっている皆様にとって、今年1年間良い年になる事を祈っています。今年もお雑煮や、お節料理を逃してしまいました。そういった料理を頭に浮かべていると、帰りたくて仕方がないです。日本では、季節によって、色々食べるものが変わるので、成長期で、食欲旺盛な私にとっては、日本はとても恋しいです。1月と言えば、日本では、センター試験もあり、受験の季節ですね。全ての浦高生が健闘できるように祈りつつ、私も頑張っています。冬休みが終わった、今月の頭には、2回目の模擬試験が行われました。今回の模擬試験は、第1回目よりも、より本格的に行われ、内容も凝縮されていたので、やり応えがあり、良い準備となったと思います。IBの本番の試験は、5月にあり、あと3カ月しかないので、苦手な分野等をしっかりと克服し始めたいと思います。
 1学期には、ハンガリー人のZoltan(ゾータン)がホワイトハウスに一緒に住んでいたのですが、ハンガリー人の留学は、1学期間だけだったので、クリスマス前に寮を出て別れました。冬休み後の2学期からは、今年度2人目のハンガリー人Simon(サイモン)が寮にやってきました。最初に来たときは、彼はとても緊張していて、英語もままならなかったので、私が最初に来たとき(2007年9月)を思い出しました。しかし、すぐにここの生活にも慣れ、新たな国際的な雰囲気が寮の中に、出来上がったと思います。
 今月には、Imperial CollegeLondon(ロンドン大学インペリアルカレッジ)のBiochemistryのオープンキャンパスに行ってきました。コースの説明や、大学の特色等を詳しく知りました。インペリアル大学のBiochemistryのコースは世界中からも注目されており、ヨーロッパでも、トップを誇るコースだと聞いています。実際にインペリアル大学の関係者でない試験官等が言っていることは、インペリアルのBiochemistryをとっている生徒は、ケンブリッジの生徒に負けていないということから、とてもレベルの高いことが伺われます。ケンブリッジ大とオックスフォード大では、他の大学とは違った、伝統的な生活を楽しむことができるのに対し、インペリアル大はロンドン市内にあり、現代的な都市の生活を生徒は楽しむことができるようです。大学同士の競争が激しい中、オープンキャンパスを開く際、生徒を引き寄せる為に、どこの大学も様々な工夫をしています。また、インペリアル大のある、South Kensingtonは、高級住宅街として知られており、サイエンス・ミュージアムや、ロンドン自然史博物館もあり、ロンドンの威厳を示しているようです。

13:41
2008/12/28

No.14

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遅くなりましたが、メリークリスマス!そして、2009年良いお年を!今月のメインイベントは、各大学からの、面接試験や、オープンキャンパスでした。この時期に面接を受ける人は、10月初旬に願書を出願しなければならなかった、オックスブリッジに出願する人や、医学部志望者がほとんどで、オックスブリッジ以外の大学も、それを公認で、志願者を選出しているようです。受験のプロセスとして、まず、UCASフォーム(10月号参照)の内容が、それぞれの大学 によってチェックされて、書類選考のようなものを行います。それなので、面接すら受けられない志願者も沢山いるそうです。UCASフォームには、先生から の、推薦書のようなものも、載っているので、日頃から、学校でしっかりと成果を出さなければなりません。どれだけUCASフォームが重要かわかります。い くつかの大学は、面接を受けなくても、オファーを志願者に与える場合もあります。私も、幸運にも、面接なしでのオファーも貰いました。面接を通して、イギ リスの大学がどのような学生を求めているのかもわかったような気がします。実際の面接の内容は、一般的な、「なぜ、この大学なのか。」、「どうして、その 教科を学びたいのか。」等から始まり、学びたい教科からの、学科の口頭試験のようなものもあります。私の場合は、サイエンスの科目で出願したので、化学や 生物の細部までの、知識をみっしり頭に詰め込み、また、それらの知識を応用させた問題等について、面接官と「語り合う」感じで行われます。面接の前に、学 校の先生から、どれだけその教科に対して学ぶ意欲があるかが肝心だと言われていたので、学校で学ぶ事だけではなく、サイエンス雑誌等を読み、世界中で今、 科学にどのような事が起こっているのか等、自分が学んだ事にリンクさせて、考え抜きました。これから自分が学ぶ教科なので、どんな事を学びたいのか、自発 的に考えるのは、重要だと思います。ケンブリッジ大学の面接では、一般的な質問はほとんど無く、ほとんどが、学科に対する口頭試験でした。さすが科学の発 展地であるだけに、その質問も、答えがすぐに出るようなものではなく、いろいろな側面から考え、最終的に自分の考えをまとめるといったような、アイディア を提供する形式です。面接官は二人いて、ソファーに座りながら、会談するような形で、15分間行われました。2種類面接があり、1つは化学、もう1つは、 生物についてでした。ケンブリッジ大学の教授と向かい合って、話し合うことなんて、滅多にない経験であり、この面接を通しても、多くの事を学びました。

~X’mas and New Year’s Eve~
 去年のクリスマスと大晦日は、ドイツで過ごしたため、今回が初めてのイギリスでの、クリスマスと大晦日となりました。長期休暇中はホワイトハウスを出な ければならないので、浦和高校に長期交換留学生として行く、Hemal(ヘマル)君のファミリーと、とても良い時間を過ごしました。イギリスでは、クリス マス当日は、どの店も閉まっていて、みんな家族で過ごしているようです。それなので、買い物もクリスマス前には終わらせなければいけなく、日本とヨーロッ パの違いを痛感しました。全ての大学面接等は終わっていたので、友達とクリスマスパーティや、大晦日のパーティを楽しめました。しかし、その合間も、IB 最終試験に向けての勉強は忘れないで、しっかりとできました。1月には、2回目の模擬試験があるので、頑張りたいと思います。
13:40
2008/11/02

No.13

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~Half term (Amsterdam)~
 最初の学期のハーフターム(10月末から11月の初め)には、恒例として、寮の仲間たちや引率の先生と、ヨーロッパにある他の国に旅行することになっています。受験の準備等で、精神的に疲れているので、こういった旅行で気分転換する機会を得ることができて、幸運です。去年はイタリアに行きましたが、今年は、オランダのアムステルダムに行きました。オランダは皆さんもご存じのとおり、低地で、運河がアムステルダムを張り巡らせています。思い出深いのは、クルーザーで運河を巡ったことです。違う角度から街全体を見ることができて、有名な場所等を把握することができました。また、オランダには数多くの美術館があり、美しい作品等を見てきました。ゴッホの美術館にも行き、本物の、ゴッホの「ひまわり」も見ることができました。中学校等の美術の教科書でしか見たことがなかったものを、目の当たりにして、何とも言えない感動を覚えました。また、ユダヤ人の少女アンネ=フランクが、ナチスの迫害から逃れて、アムステルダムに秘かに住んでいた、その住居や、アンネの日記を見ることができて、歴史を感じました。アンネが生きていた時から、まだ100年も経っていないと考えると、なぜか親身に感じ、また戦争の恐ろしさを少しながら体感しました。さらに、多くの女性が虜になるであろう、永遠の輝きを放つダイヤモンドの博物館にも行きました。アムステルダムは、ダイヤを加工することで、有名らしいです。何人もの職人が、手作業で、多くのダイヤモンドをカットしていました。美しいとは思いましたが、値段が値段で、欲しいとは思いませんでした(笑)。そこにいた、女性の観光客の目はキラキラ輝いていて、ダイヤモンドの威力を思い知りました。また、お土産屋には、オランダの有名な、チューリップの飾り物や、日本でも見られる、ミッフィーのグッズがありました。なんで、ミッフィーがいるのか不思議でしたが、後で調べたら、オランダのデザイナー、ディック・ブルーナが生み出したもので、オランダ語で、Nijntje Pluis(ナインチェ・プラウス)という名前を持っているようです。キャラクターは、世界を簡単に飛び越えて、有名になるようです。
 アムステルダムは、こういった、有名な美術館や博物館で、観光客を引き寄せている一方で、教育上はあまり良くない、裏の事情もあります。アムステルダムでは、犯罪率が低いという理由から、特別な店では、マリファナ等の麻薬の販売および、そういった麻薬を吸うことが法律でも許されています。そういった店の前を通ると、マリファナの独特の匂いがして、個人的に拒否反応を示しました。観光客の中には、こういった経験をしたいがために、アムステルダムに来る人もいるようです。日本でも、麻薬の使用が増えているようですが、やはり、薬物は、何が起こるかわからないので、吸わない方がいいと思います。NAOOOOO DRUGS! また、Red Light Districtと言われる地域では、Prostitution(売春)の為に、当たり一面が、ピンク一色の怪しい色で染まっています。このような、観光客を寄せ付ける為の、裏事情もありますが、個人的には、いろいろな美術館や、アムステルダムの特殊で美しい建造物も楽しめ、良い社会見学になったと思います。


13:40
2008/10/02

No.12

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~Bilingual Conference~
 10月2日には、ホイットギフト校のBig School(集会等が行われる場所)で、バイリンガル会議というものが行われました。これには、欧州各国の大使館から、代表の人々が参列し、ものすごく 規模の大きいものとなりました。私も、ホイットギフトで勉強する数少ない外国人留学生の一人として、その会議に招待されました。雰囲気としては、国連の会 議の感じがして、その場にいることにとても緊張しましたが、とてもいい刺激となったと信じています。この会議の主な目的は、近年更に英語の需要が増えてき ているが、各国の事情について、それぞれの国の言語で学ぶメリットについてでした。英国人は、当然英語を母国語としていて、世界中の人々が英語を話すよう になれば、他の言語を習得必要が無いように思われるかもしれません。しかし、それぞれの言語ででしか、根本から理解できないようなことも色々あります。ま た、外国語もしっかりと学ぶということが、ホイットギフト校のポリシーであり、そういったことが関連し、浦和高校とも姉妹校提携に結び付いたのだと思いま す。この会議も、外国語学習に熱心なバーネット校長先生の影響で、企画されたのでしょう。近年グローバル化が進んでいる中で、各国の違いが少なくなってき ていると思います。日本でも、もう外国人を見ることがそれ程珍しくはないでしょう。また、国際結婚も多くなり、日本の中でも、欧米やその他の国の文化が混 じってきています。国際的に見ると、文化差が小さくなってきていると思うので、独特の文化や言語も尊重するべきでしょう。言語は、お互いの距離を縮めるも ので、少しでも相手の母国語をしゃべるだけで、言語なしでは作れない独特な雰囲気が作れると思います。そういった点からも、英語だけではなく、すべての言 語の重要性を再確認しました。今回のバイリンガル会議では、そういった意味で、大きな収穫を得たと思います。また、各国の代表と一緒に、ランチを食べる機 会が与えられて、いろいろな話をできました。人々とのコミュニケーション、また各国のつながりが、いかに大切かということを実感しました。

~UCAS Form提出~
 UCASフォームというのは、簡単に言うと、願書のようなものです。イギリスの大学申請は日本のものとはかなり違っています。まず、申請は全てオンライ ンで行われます。また、イギリス内の大学に最大5校まで、一緒に申請することができます。医学部の場合は、例外として4校までです。医学部4校と、それ以 外の学部1校は可能です。また、例外として、ケンブリッジ大とオックスフォード大は一緒には出願できません。この願書には、Personal Statementという自己PR書みたいなものを、アルファベット4000字以内で書かなければならないので、いかに自分がやりたい教科に対して熱心か ということ、将来に対する具体的な願望、また自分がやりたい教科に対して今まで行ってきたことなどを簡潔にまとめます。また、教科それぞれの先生からの私 に対する印象や参照事項なども提出されるので、ホイットギフトで今までしっかりと頑張ってきた甲斐があったと思います。日本の場合は、推薦を除けば、セン ターと2次試験の結果が全てで、短期集中型ですが、イギリスの場合は、長期間に渡って受験が行われているようなイメージです。実際に各大学からの面接は早 くて、11月に始まり、また私がやっている、IBの最終試験は面接が行われた次の年の5月にあるので、実際に受験している期間が長いです。面接でオファー をもらっても、本試験でそのオファーの最低点を取らなければならず、やはり一筋縄ではいきません。

13:39
2008/09/02

No.11

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夏休みには、浦高を卒業し、友達や親戚に祝ってもらいました。1年間イギリスから帰ってなかったので、日本でしっかりと休養をとり、大好きな日本食を満喫しました。飛行機や電車で日本語を聞いても、外国語の様に聞こえ、1年間の留学の成果?を実感しました。
 さて、イギリスでの2年目の生活が始まりました。この年度は、大学受験申請や、ハイスピードな授業展開で、かなり忙しいと聞いていましたが、これ程時間 が無いと思ったのは初めてです。浦高の学期末試験前のテスト勉強より、大変だと感じました。今月号では、この月に私がした、主な行事について書きます。


~British Association Festival of Science~
 リバプールで行われた、サイエンス祭に、ホイットギフトからも10人程参加することが許されたので、応募して行くことができました。リバプールは、開港商 業都市として文化遺産にもなっていて、ビートルズの出身地でもあります。  http://www.the-ba.net/the-ba/FestivalofScience/
 このウェブサイトで、詳しいことは述べられていますが、これはヨーロッパでも最大と言われているサイエンス祭で、世界中から、最先端の研究をしている科 学者が来て、成果をプレゼンテーション等で発表します。私たちは、9月7日から11日にかけて滞在し、1日に、3,4種類の講義を聞きました。遺伝子に関 する講義や、Cystic Fibrosis(嚢胞性線維症)など、生物に関するものを主に、ピックアップして聞きました。講義レベルは、初心者向けから、生物を勉強している人向け までそれぞれで、自分の好きな講義をとることができました。遺伝子の重要性を学んだり、科学に対する情熱を高めることができました。
~Sanger Institute~
 17日には、イギリス、ケンブリッジにある、Sanger Instituteという遺伝子研究室にホイットギフトの10名程で訪問しました。そこの創立者は、Fred Sangerという人で、’Sanger’ sequencingという遺伝子順列の解読方法を解明し、1980年にノーベル賞を得た人です。今でもその技術が使われているので、本当にすごい発見だ と思います。そこには、遺伝子の配列を読み取るための機械やコンピュータが沢山あり、研究室の設備としては、素晴らしいように見えました。
http://www.sanger.ac.uk/
 これが、そのウェブサイトです。

~Symposium at North London Collegiate School~
 24日には、North London Collegiate Schoolで、シンポジウムが行われました。その学校は伝統のある女子校で、ホイットギフトと同じようにIBをとっている人もいます。事前にその学校の 一人ずつとペアになってテーマを決め、それについてプレゼンテーションをしました。私は、ペアのLisanneと、’What a difference a gene makes’というタイトルで、遺伝子がもたらす効果についてまとめ、発表しました。私は、Liverpoolでのサイエンス祭で、Cystic Fibrosisについていろいろと興味を持ったので、それについてもみんなに発表することができました。イギリスの女の子と、何かについてまとめ一緒に 発表するのは初めてだったので少し緊張しましたが、やはり英語という言葉を使って互いにコミュニケーションをとり、一つのことを成し遂げるということはと ても良い刺激となり、今後確実に活かしていけると思っています。他の生徒たちも、様々なテーマについてうまくまとめており、イギリス人の思考力と、はっき りとした意見には、改めて驚かされました。

 以上の経験は、すべて学校外での活動で、授業の中には取り込まれていませんが、理系の人にとっては、とてもいい経験だと思います。大学での面接でも、い い話題になるかもしれません。現在大学申請の真っ最中なのでいろいろと忙しいですが、辛抱強く頑張ります。

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