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イギリス・ウィットギフト校との交換留学制度(長期派遣制度)
長期交換留学制度

 他の公立高校に例を見ないのが、浦高の誇る長期交換留学制度です。これは浦高独自の留学プログラムで、国際化の進展する時代に世界と主体的にかかわり貢献していける人材を育成することを目的として平成13年にウィットギフト校と長期交換留学制度を発足させました。これにより浦高生(毎年1名)が1年間、ウィットギフト校で勉強することが可能となりました。学費と生活費はすべてウィットギフト校が奨学金として負担してくれます。ウィットギフト校の校内には寮があり、交換留学生はここに住むことになります。寮では諸外国からの留学生と共に生活をすることになりますが、彼らは皆それぞれの国のトップレベルの学生です。

 浦高からの長期交換留学生の中には、勉学優秀なだけでなく、その人柄も高く評価され、校内でプリフェクトに選出された生徒もいます。プリフェクトとは、日本でいう学級委員と風紀委員を兼ねたようなもので、文字通り学校のリーダー的な存在です。外国人留学生がプリフェクトに選出されるのは異例のことである、とウィットギフト校の先生方も驚きを隠しませんでした。現在彼は英国の大学に進学し勉強しています。このように浦高に入学し、ウィットギフト校に留学、その後英国の大学に進学するということが既に現実のものとなっています。また近年ウィットギフト校では新たなカリキュラムがスタートしました。これにより交換留学生が英国の大学のみならず、世界中の大学へ進学することが可能となっています。

英国ウィットギフト校長期交換留学のチャンス拡大
 平成18年度より、英国ウィットギフト校との長期交換留学制度の枠が拡大されることになり、平成18年10月19日本校校長室にて、両校校長の間で調印されました。
 姉妹校締結から15年、長期交換留学制度発足から10年が経過しました。ウィットギフト校側の浦高生に対する評価は人物面、学業面ともに極めて高く、留学枠の拡大が実現しました。
 従来の制度では1年間特別奨学生として授業料と寮費(食費を含む)の全てが免除されていましたが、平成19年度より条件を満たせば2年目も特別奨学生としてウィットギフト校に在籍することができるようになりした。これにより同年度にローワー・シックスフォーム(Lower Sixth Form)とアッパー・シックスフォーム(Upper Sixth Form)に1名ずつ在籍することができるようになりました。創立以来410年以上の歴史を誇り、英国有数の進学校としても知られるウィットギフト校で2年間勉学に励むと、英国の大学のみならず、世界中の大学へ進学することが可能になります。
 
18期生 植木君、和田君 英国からのたより
18期生 植木君、和田君 英国からのたより
2019/01/15

WG18期生 和田君 英国からのたより(12月号)

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お久しぶりです。英国のウィットギフト校へ長期留学に来ている和田です。こちらは本格的に寒くなって来ており、最低気温が氷点下になる日もでてきました。高緯度に位置しているため、夏は日が長い一方、今はとても日が短く、学校が終わる時間(15:45)には既に暗くなり始めています(11月中旬現在)。

さて、今回は、オックスブリッジ(Oxbridge; Oxford + Cambridgeの略)に行った感想とイギリスの戦争観について書きたいと思います。

秋のハーフターム中(一年に長期休暇が6回あり、春、夏、冬休みという大きな休みの中間に「ハーフターム」という10日前後の休みがあります)はロンドンのホストファミリーの家で寝泊まりし、その間に日帰りでオックスフォード大学へ見学に行きました。現在オックスフォードに通っている過去の長期留学生達に大学内を案内していただいたので、迷子にもならず効率的に回ることができました。オックスフォード(ケンブリッジも同様)は大学というよりも「町」といった印象が強いです。なぜなら、分散して建っている「カレッジ(College)」と「学部(Department)」の集まりがUniversity of Oxfordと呼ばれているためです。元々はオックスフォードという既存の都市にカレッジが建ち始めたため、それぞれのカレッジの周りには未だに住宅街や商店街があります。大学が巨大に感じるのも無理はないですよね。オックスブリッジのカレッジ制は日本人には馴染みのない体制なので、英国からの便りで完全に理解するのは難しいと思います。詳しく知りたい人は自分で調べることをおすすめします!
印象に残ったのは、第一に、とにかく広いことでした。図書館等一般的な大学にある施設はもちろん、オックスフォードの町にないものはないのではないかと思うくらい、ショッピングモール、博物館、教会、映画館まで、すべて揃っていました。オックスフォードは、世界最高峰の大学として名を馳せていることに加え、ハリーポッターをはじめ多くの映画作品に使われていて知名度も高いので、国内外からの旅行客も多かったような気がします。そのため、学生に限らず、沢山の人達でにぎわっていました。
第二に、流石世界で二番目に古い大学なだけあって、やはり景観の荘厳さには息を呑みました。町や森の中を歩いていると、まるで中世の世界に迷い込んだような、もしくはファンタジー映画の世界に入ったような、そんな気持ちになりました。ハリーポッターのロケ地として使われたかの有名なボドリアン図書館や、町全体を見渡せるセント・メアリ教会を拝見することができ、感動しました。
肝心のアカデミックな面に関しては、実際に授業を受けることはできなかったため話を聞くことしかできませんでした。私が訪ねた国際開発学科(department of international development)は、少人数クラスでディスカッションベースの授業を展開しているようでした。学生の年齢は幅広く、共通していたのは学びに対する強い熱意と物事に対する自分の意見を持っているということのように感じました。自己推薦文や面接を重視するオックスブリッジの入学試験にも表れているように、これらの大学はクリティカルシンキングができる生徒を求めていて、まさにそういった生徒が集まっているのだと思います。
実は、それを痛感したのはケンブリッジの体験授業に行ったときでした。ケンブリッジが現役高校生向けに各科目の授業体験を提供するという企画に参加し、私は社会学を選択したのですが、そこに集まった現役高校生達の聡明さに驚愕しました。まだ全員高校生なのにも関わらず、100人余りの学生達の前で次々と講師に質問や批判をぶつける人達が大勢いたのです。更に驚かされたのは、彼らの知識量の多さでした。欧米の教育は、知識よりも考える力を育てることに重きを置くというイメージがあり、また実際にウィットギフト校でもそのように感じたのですが、ケンブリッジで見た学生達は信じられない程知識が豊富で、加えてそれを元に自分の意見を持っていました。彼らは自分の興味のある分野の本や講演等に自ら手を伸ばし、その知識を溜め込むだけで満足せずに自分の考えを深めているのだと思います。

さて、話題はガラリと変わりますが、11月11日が歴史上何の日かわかりますか?日本だと「ポッキーの日」等と言われているこの日、実は第一次世界大戦の終戦記念日なのです。イギリスでこの日は国民的に有名(日本で8月15日が終戦記念日として有名なように)で、ロンドンでは大きな式典が催されます。それに参加し、イギリス人が戦争をどのように捉えているのかを探ろうと考え、当日ロンドンまで行きました。以前アメリカに住んでいたときにも同じことを感じたのですが、イギリスもアメリカと同じく戦った兵士達を讃えていました。日本だと「勇敢に戦った兵士達」や「国のために戦った人々に感謝を」等兵士達を賛美するのはタブー視されていますが、まだ軍隊があるためなのか、そういった風潮は見られませんでした。気になってドイツ人の知り合いにも聞いてみたところ、同じ敗戦国のドイツでも戦争について話すことや兵士を讃えることは普通だと言っており、日本と全く違うのが興味深く感じました。式典では兵隊さんのマーチングバンドがパレードをしたりして賑やかでしたが、11時(休戦協定が発効された時間)に「Two minutes silence(二分間の沈黙)」という黙祷があり、その二分間はいつも賑やかなロンドンの町もしんと静まり返っていました。この黙祷には「国籍に関係なく大戦で亡くなった全ての人に敬意を表して」という意味があるそうです。

写真 オックスフォード大学



13:04
2019/01/07

WG18期生 植木君 英国からのたより(12月号)

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 どうもWhitgift留学中の植木です。2週間のハーフターム(中休み)も終わり(書き始めたのは11月の初めです…)、普段の学校生活に戻ってきました。こちらは日に日に寒くなり、外にいるのが辛いです。冬になってからというもの雨の降る頻度が非常に高く、夜に雨が降った日の朝は想像するだけで凍える気持ちです。突然ですが古河マラの季節も過ぎてしまいましたね。1年生の時は公欠で走れなかったので2年生しか走ってないです。高校生活最後の古河マラ走りたかったです。

 さてハーフタームですがガーディアンの家に泊まって主にロンドン観光を楽しみました。その中で1日、2年前にWhitgiftを卒業した竹内先輩を訪ねてオックスフォード大に行きました。午前中は物理学科と数学科の講義を聴講し、午後は観光でした。大学では物理をやりたいと思っているので、竹内先輩に紹介してもらった物理学科の人に付き添い、物理学科の講義を聞きました。2講座受講し、1つは電磁気、もう1つは微分方程式についての講義でした。1つ目はかろうじて「こんな感じのことを話してるんだろうな」くらいのことはわかりましたが、2つ目は内容が難し過ぎて全く理解できませんでした。まあこの時点で大学2年生の講義が完全にわかったら大学に行く意味がなくなるのでいいことなのですが。午後は竹内先輩に案内をしてもらい、オックスフォード大を見学しました。とても建物が綺麗で感動しました。ロンドンの街並みも好きでしたが、建物の美しさでいえばオックスフォードに軍配があがるかなと。中世風の建物が多く、とても素晴らしい街並みです。さらに夕方Whitgiftを卒業し、現在オックスフォードで修士課程をしている原田先輩と合流し、原田先輩の所属するカレッジの食堂で夕食を食べました。

 さてwhitgiftに在学した浦高生のなかで世界史のスタンダードを取ったのは僕が初めてなので少しここで浦和高校の世界史と比較した時の違いを簡単に述べたいと思います。理型だったので理型の世界史と比較します。まずテーマですが、2年間で2回の世界大戦にフォーカスします。教科書を読んでも世界大戦とスペインの内戦だの現代の戦争のことしか書いてありません。特に世界大戦の原因、過程、影響を深く考察します。授業で扱うテーマとして、何故ムッソリーニはイタリア議会を掌握することができたのか、第1次大戦の原因の中で各国の戦争の計画(ドイツのシュリーフェンプランなど)はどれくらいのウェイトを占めるのかといった感じです。先生は授業中あまり話しません。ほぼ話さない授業もあったりします。授業前にプリントが渡されるもしくは教科書の特定のページを指定され、その部分を読んでワークシートを埋め、そのあと生徒が発言し、そこに先生がコメントをします。ワークシートを埋めている間に生徒どうしがディスカッションを始めることもあります。(とても話すのが速くまだ聞き取れませんが)そして授業が終わると、週末の授業であれば課題用のプリントが渡されて、週末に読んで、ノートを取ります。こちらも例をあげますと第1次大戦のイギリスの海上封鎖は如何様の効果をもたらしたか、ファシズムとは何か(ファシズムの研究の動向)などです。和田くんの取っている経済や心理学に比べるとエッセイの分量は少ないです。今のところ2本しかエッセイを書いてないので、差は歴然ですね。ほとんどが文書を読んで、ノートを取るという課題です。さらにこちらでは歴史解釈も学びます。教科書にはいたるところに歴史家(歴史研究者)の言葉が引用されていて、エッセイを書く時も自分の議論の補強や反論をして議論を進めるために用います。最後にテストの話になりますが、こちらの世界史のテストは風刺画や新聞、雑誌の引用が与えられ、それらの意味や、歴史を論じる上での価値、限界などを述べ、最後に全ての資料を基にしてミニエッセイを書くというもののようです。知識だけを問うものではありませんが、基本的な知識がないと太刀打ちできないというものなのかな。個人的な話になりますが世界史を取っている上での悩みは自分の英語のリーディング能力です。リスニング能力はそれなりに上がり、先生の言うことは大体わかるようになったのですが、リーディングはまだまだ足りないなと言うのを感じています。留学前IELTS(英語能力試験の一種です)でリーディングに関してはかなり良いスコアを取ったので自信があったのですが、他の生徒に比べるとまだまだ読むのが遅く、資料を読み終わらないうちに議論が始まってしまうことも屡々、課題も長い上に、2回読まないと理解できず、かなり厳しいです。他にも背景知識の差も感じています。他の生徒はGCSE(Six Formの前のコース、まあ高校1年生で受けるコースと思ってくれれば)で同じようなテーマの世界史の授業をやっているようで、知識に関してはまだまだ追いつけないです。このようにまだ少々慣れないところもありますが、浦高にいた時のように楽しんで世界史を学ぶことができるように頑張りたいです。
(写真)オックスフォードの街並み

12:59
2018/10/15

WG18期生 和田君 英国からのたより(10月号)

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みなさん初めまして。ウィットギフト校に初の一般奨学生として留学させて頂いている和田浩平です。一般奨学生とは、生活費と学費を全額ウィットギフト校が負担してくれる特別奨学生とは違い、その半額をウィットギフト校に負担して貰う奨学生のことです。学力を元に選考されるのが特別奨学生ですが、一般奨学生は芸術やスポーツに優れた生徒を主に募集しており、私は音楽奨学生として留学に来ています。一般奨学生の制度はウィットギフト校との交換留学の規定にずっと存在していたのですが、過去にそれが使われたことはなく、10年目の今年にして初めて私が2人目として留学させて頂くことになりました。半額負担という規定なのですが、もう半分はありがたいことに浦高のOB会麗和奨学財団が負担して下さいました。
 寮生活については植木君が説明してくれたので、私は自分のロンドン観光と授業について話したいと思います。
 私達は8月29日にロンドンに到着し、寮に入ったのが9月4日だったので、1週間程ロンドンを観光する時間がありました。私は1日かけてテムズ川沿いを歩いて観光してみたり、博物館や美術館を転々と回ったりしたので、かなり沢山の場所に行きました。その中から印象に残ったことをいくつか紹介します。
 まずとても印象に残ったのがニューヨークのブロードウェイと並び評されるウェストエンドです。数々の演劇やミュージカルがほぼ1か所に集まって上演されており、とても賑やかな場所でした。日本だと劇場の場所がこんなに集まっていることはないので、人気の差を実感しました。チケットも安く、さらに当日券でもかなり見やすい席が取れます。私はレ・ミゼラブルを見に行ったのですが、当日券が£45(約7000円)で、前から5列目のど真ん中の席で見ることができ、目の前の生オーケストラ、迫真の演技、役者さんたちの表現豊かな歌声に圧倒されました。日本だったら半年前に予約して10000円、そしていい席はすぐに埋まってしまうのでその手軽さの差に非常に驚きました。
 もう1つ強く印象に残っているのは大英博物館です。広いとは聞いていたのですが、想像を遥かに超える広さでした。中に入った瞬間に「なんだここは、本当に博物館なのか、広すぎる」と思わず植木君と口に出してしまいました。流石世界最大級の博物館、全世界からの展示品がいくつもある長い廊下に並べられていて、1日で回るのはほぼ不可能に近い広さでした。かの有名なロゼッタストーンの前には常に人だかりができていて、説明文を読むのにも一苦労しました。
 他にもビッグベンやバッキンガム宮殿、ピカソの特別展などに行き、日本では中々できない経験を沢山することができました。寮があまり自由ではないのに加えて、学校の課題などで非常に忙しくなるので、週末には滅多に観光に行けません。中休みなど寮を出なければならない期間を使ってもっとロンドンのみならずイギリスの観光をし、随時報告していこうと思っています。
 さて、ウィットギフト校での授業ですが、日本との大きな違いはやはり1クラスの人数です。浦高では基本通常40人、少なくても半分に分かれた20人程度(文理混合クラスの数学Sや文系物理、現社選択などを除く)で授業が行われます。それに比べて、私のクラス(心理学、経済学、数学、英文学、フランス語、物理基礎)は多いもので10数人、少なくて2人です。その理由は、ほとんどの授業が先生からと生徒からの双方向で行われるからです。日本ではあまり考えられませんが、授業中に1回も発言しないということはほぼありえず、当然生徒が居眠りするというようなことにはなりません(実を言うと1度だけ目撃しました)。
 この授業スタイルのいいところは、生徒が授業を作っていくので生徒が授業の内容をよく考えること、またわからなかったらすぐに手を挙げて質問する生徒が多いので授業内容に置いて行かれないことです。生徒数が少ないので、先生との距離もぐっと縮まり、質問などがしやすくなります。授業中に討論、ディスカッションをすることも多く、本当に頭を使わされる授業が多いです。ただ、生徒が積極的に意見を言うので授業が中々進まないことがあるというデメリットもあります。誰かが意見を言っていたり、先生が話していたりするときに、それを遮って話す生徒もいるので埒が明かなくなったりします。
 もう1つの違いは学ぶ事柄です。私達はInternational Baccalaureateというコースで勉強していて、その特色として「幅広い分野の本質的な理解」というものがあります。実際にどのようなことをするかというと、ひたすら読む、書く、議論をする、の繰り返しです。どの教科も、「知識を増やす」というより「事柄を説明する」ということに重点を置いています。あくまでその事柄を説明するために必要な語彙を覚える、というスタイルで、日本の知識を増やし決まったパターンを暗記するというスタイルとは根本が異なるので、少し慣れないという感触があります。ここでいう事柄の説明とは、例えば「次の実験を、方法論的観点と倫理的観点から評価しなさい(心理学)」や「需要曲線と供給曲線が市場価格を決定するのはなぜか説明しなさい(経済)」といった問題で、見ればわかるように「どれだけ知識があるか」というよりは「本質的な理解ができているか」が問われます。最終試験がこのような問題ばかりなので、エッセイの宿題や記事を読んで来いという宿題が多いです。まだ量を書くのに慣れていなければ英語で書くのにも慣れていないので時間がかかって大変ですが、これから徐々にできるようになっていければいいなと思います。
 どうでもいい話で終わってしまいましたが、今回はここで終わりです。また次回、お会いしましょう!
12:58
2018/10/15

WG18期生 植木君 英国からのたより(10月号)

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みなさんどうもこんにちは。元38Rの植木誠です。9月からイギリスのWhitgift校に特別奨学生ということで留学させて頂いています。
英国からの便りということでイギリスの様子をこれからお伝えしていきます。
今回の主題はロンドンの観光と寮生活についてです。皆さんに少しでも僕たちの生活の様子が伝われば良いなと思います。

 僕たちは8月29日にイギリスのヒースロー空港に着いて寮が始まる9月4日まではイギリスのガーディアン(法的な保護者です。未成年がイギリスに1人で滞在する場合必ず登録が必要になります。)の家にホームステイしました。
 その御宅の奥さんは日本人で、日本語で会話していましたが、それ以外は全て英語だったので初めは本当に聞き取れなくて辛かったです。かなり和田に頼っていました。ホームステイが約1週間弱でガーディアンの家族の方々は毎日日中に用事があったようなので個人でロンドン観光に行きました。
 僕が行ったのはScience Museum, Albert&Victoria Museum, Tate Britainです。Science Museumは読んで字の如く科学博物館です。日本の科博ほど大きくはありませんでした。特に気に入ったのがチャールズ・バベッジの階差機関です。簡単に言えば当時航海などに必要だった対数などの数値を正確に、しかもその場で計算できる機械です。当時は政府が資金を渋って完成しませんでしたが、蒸気機関のコンピューターとも言える代物で、機械のフォルムがとても美しかったです。他にも作家のカズオイシグロの父で海洋学者であった石黒鎮雄さんという方が作った津波のシュミュレーションマシン等もありました。Science Museum に行った日の午後にAlbert&Victoria Museumに行きました。さながらヨーロッパ文化博物館といったところでヨーロッパの歴史にまつわる物品が展示されていました。インドの文化にまつわるものもあってシヴァ神の像には本当に感動しました。Tate Britainは美術館でターナーの絵が多く展示されていました。風景画は好きなのでとても楽しめました。僕の行った博物館、美術館の入場料は無料なのでロンドンに来たら行ってみてください。
(写真)チャールズ・バベッジの階差機関


 さて寮の話ですがまず寮の基本情報から紹介します。寮ができたのは2003年でWhitgift Schoolが設立されたのが1596年ですから寮は最近設立されたと言えます。寮には100人くらい泊まっていて結構中国の人は多いです。他にもヨーロッパ各地から学生が来ていて、ブルガリアから音楽の奨学金でWhitgift Schoolに来たという人と知り合いになったりしました。寮にはかなり音楽ができる人が多いです。他にもソロでヴァイオリンのコンサートをやっているような中国の人もいました。

 寮生活はあまり自由ではないです。宿題時間があってその時間は寮の中にいないといけなかったり、ロンドンに行くには先生、ガーディアンの許可が必要になったりします。このようにあまり自由ではないですが週末にスクールトリップということで寮の先生が引率してちょっとしたイベントに参加できます。ゴーカートに乗ったり、水上公園で遊んだり、O2というスタジアムの頂上に登ったり、いろいろありました。1日の流れとしては7時に起きて7時半頃に学校の食堂で朝食を食べ、朝にクラブ活動がなければ1度寮に戻ってから8時20分に登校します。実際そこまでご飯は不味くないです。ただ朝食は毎日似たようなメニューなので飽きるかもしれませんが。そして授業を受けた後は部活や他の放課後の活動がなければ寮に戻ります。寮でしばし休んだ後、6時頃から宿題時間が始まります。45分宿題時間があり、6時半に夕食です。夕食は結構バラエティに富んでいます。アジア系の学生も多いからかはわかりませんが、カレーとか照り焼きも出ます。食事は全てバイキングに近いです。昼食と夕食はメインやサブを幾つかの料理から選ぶ感じです。そのあとまた45分の宿題時間でそれが終わると自由時間です。そして10時45分に消灯という感じの生活リズムです。睡眠時間はなんと8時間以上!ルームメイトがいるので浦高にいた時みたいに日をまたいで課題を終わらすということができないです。洗濯は服を出しておけば寮のスタッフが洗濯してくれます。洗い終わったものがロッカーに入っているので、寮に帰った時に回収します。部屋の掃除もスタッフがやってくれるので身の回りのことは整理整頓以外任せることになります。部屋割りについてですが、Lower 6th (日本の学年で言えば高校2年生)ではダブルルームですがUpper 6th (同じく高校3年生)ではシングルかダブルか選べます。僕のルームメイトは生活リズムがしっかりしていて親切なので良かったなあと思います。寮にいる先生たちは泊まり込みの人と日直の人がいます。最近だと寮の日直の物理の先生に物理数学を教えてもらったりして結構楽しいです。
 今回は触れませんでしたがWhitgiftの理科教育や世界史の授業の様子についてもいつか触れたいと思います。読んでくれてありがとうございました!
12:54
17,18期生 藁谷君 英国からのたより
長期派遣生 英国からのたより
123
2018/01/09

WG17期生 藁谷君 英国からのたより(12月号)

| by nozawa
 皆さん、こんにちは。早いもので12月も中旬になり、今年も残りわずかとなりました。イギリスでは、少しですが、何度か雪が降りましたが、日本ではどうでしょうか。今回は12月号ということで、イギリスでのクリスマスの扱いやようすについてお伝えしたいと思います。
  
ウィットギフト校内あちこちに飾られるクリスマスツリー

 欧米ではクリスマスを盛んに祝うという印象はありましたが、特にイギリスではクリスマスは1年で一番大きいイベントみたいで、12月に入ってからはもちろん、11月の下旬には既にあちこちでクリスマスムードになっていました。街中はもちろん学校でも校内の数か所(僕が見ただけでも7か所)にクリスマスツリーがかざられていて、いろいろなところでクリスマスデコレーションが見られました。クリスマス関連のイベントとしては、クラス内や寮内でランダムにひとが振り分けられてその人に匿名でクリスマスプレゼントを贈るというSecret Santaや、いつもと比べてちょっぴり豪華なイギリスでいうクリスマスらしい食事を取るChristmas dinnerが寮の企画であったり、同様にChristmas lunchが平日学校であったりと、イベントも数多くありました。Secret Santaではあまり知らない人にあたったため何を贈ればいいかわからず少し困ったりしました。Christmas dinnerでは普段特に何も敷かれていないcafeteriaの長椅子とテーブルもクリスマスらしくデコレーションされ、寮のfamilyというグループに分かれてクリスマスにちなんだ歌を歌ったり、寮としての1年の振り返りをしたりして、大変盛り上がりました。Christmas lunchでは普段cafeteriaを利用しない人も食べにくるせいでいつもならほとんど並ばない時間でも15分待ちでとても人気でした。
  
 冬休みの予定を聞かれる時にも、”What are your plans for Christmas?”, と聞かれて、日本では冬休みといえば大晦日やお正月のイメージが強いですが、イギリスではクリスマス休みという感覚なのだなあと感じました。 ちなみに、冬休みはこちらでは2週間半ほどあるのですが、寮でもほとんどの人が実家に帰って家族と時間を過ごすみたいで、家族旅行にいく人も多いみたいです。

最後になりますが、3年生のみなさんはセンター試験まであと1か月を切っているということで体調に気を付けて第一志望合格めざしてがんばってください、1・2年生も寒くなってきましたので体に気を付けましょう。それではまた次回お会いしましょう。
10:50
123
16,17期生 ゴーマン君 英国からのたより
16,17期 ゴーマン君 英国からのたより
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2017/05/11

16期生ゴーマン君 英国からの便り 5月号

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2・3年生のみなさんお久しぶりです。学年が上がり、ますます忙しい浦高生活を送っていることと思います。そして1年生のみなさん、はじめまして。現在イギリス、ウィットギフト留学中のゴーマン朗馬です。歓マラも終わり、いよいよ浦高生活になじんできたところでしょうか。

 

自分はibmock exam(模擬試験)が終わり、今は教科別に出されるコースワークに取り組んでいます。この模擬試験というのは来年の本試験にむけての練習という意味で受けるのですが、それだけでなく志望する大学に送る成績(predicted gradesを決定するための試験でもあったのでみんな真剣に準備して臨みました。今年学習した内容すべてが試験範囲だったため大変でしたが、幸い2週間ほどのイースター休みがあったので助かりました。試験の結果にはそこそこ満足しているのですが、生物の試験勉強に時間を割きすぎたために数学と経済の復習が満足にできなかったのが反省点です。また、今取り組んでいるコースワークは教科ごとに課題が異なりますが、どれもibの成績の約20%の配点が与えられています。今のところ経済のコースワークの下書きが終わり、生物のコースワークの実験を行っているところです。経済のコースワークでは実際の記事を自分で選び、経済の知識を使って記事を説明、分析することが求められます。僕はインドでのたばこ税増税についての記事を使いました。また、生物のコースワークでは自分で実験をデザインし、10時間でその実験を行い、レポートを書き上げます。僕の実験テーマは、酵素(プロテアーゼ)の濃度が牛乳のたんぱく質を分解するのにかかる時間にどのような影響を与えるかということについてです。実験自体は面白く、器具や必要なものは全てtechnician (技術者)がひとりひとりの要望に応えて準備してくださるのでとても便利です。しかし、レポートでは手順や実験器具、結果だけでなく誤差や実験の危険性、正確ではない点、一定にする条件とその理由など様々なことを考察しなければならないため骨が折れます。結果の統計やグラフなども合わせ12ページほど書くようなので仕上がるまでにかなり時間がかかりそうです。

 

次に、コースワーク以外のibの課題について少し説明しようと思います。Ibではextended essay (EE) theory of knowledge essay (TOK essay)という2つのエッセイが課されます。これらはibの最終成績45点中3点分に等しく、テストの点数とは違って、ポイントを押さえればしっかりとれる点数らしいので先輩方や先生方からは何度もこの課題の重要性について聞かされています(笑)。 しかし、このエッセイは簡単というわけではないようです。EEにおいては、自分が大学で勉強する教科について本や実験などの知識をもとに4000語の論文を書き上げます。これがかなり時間がかかるみたいで、もうすでに今から自分が書く内容についての読書や下調べを行っていて、夏の間に書き上げます。大学によってはこのEEを非常に重視するところもあるそうなのでibの成績のためだけではなく、大学に自分の勉強したい教科に対する熱意を示すいい機会になります。さて、TOK essayについても少し触れておきましょう。そもそも、theory of knowledgeとは何のことだと思いますか?答えは面白くないのですが、直訳の通り「知識論」といったところでしょうか。私たちはなぜ・・・だと知っているのかについて考察する授業です。授業では8つの「知る」方法、そして様々な知識の分野についてどのようにして知識を得ているのかについて議論しています。話をTOK essayに戻しますと、今学期中にknowledge question というエッセイタイトルを決め、それについてのプレゼンを行います。そして、そのプレゼンを元にエッセイを書き進めるみたいです。このプレゼンは二人組で行い、一人当たり10分話さないとならないのでこれにもかなりの準備が必要です。また、knowledge question はあまりはっきりしないことが多いので(例、宗教は倫理的な考え方においてどのような影響を与えるか)自分の意見を現実世界の例を用いてまとめることが求められます。毎日の授業で出される課題はもちろん、これらの授業以外での課題も同時進行で終わらせなければならないのでとても忙しいですが、手際よくこなしていきたいです。

 

では、今回はこれぐらいにしようかと思います。次回はオックスフォード大学の見学、ポーランドでお世話になった文化交流の人たちのイギリス滞在について書くつもりです。


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15,16期生 竹内君 英国からの便り
長期派遣 竹内君 英国からの便り
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2016/06/13

英国からの便り(5月号)

| by aoki

 こんにちは。

 いよいよあとひと月でlower 6thの一年も終わってしまいます。さらに、一つ上の学年は、IBの本試験が5月のうちに終わってしまったので、一年後にはIBさえも終わってしまうのかと時間の流れが恐ろしくなります。

 三学期(Trinity term)は、IB二年目の学生以外も、それぞれのコースの最終試験をうけています。一か月ほどテスト期間ということで普通の授業はなくなり、補習授業、テストを受ける以外は学校に来なくてもよくなります。日本の入試とおなじで、この試験の成績が大学に送られて合否が決まるのでみんな真剣です。

 IBの一年目は、試験はないのですが、最終成績に影響するコースワークに取り掛かっています。物理と化学では実験レポート、経済では最近の経済に関する記事を、経済の授業で習った知識を使って説明する課題をやっています。

 今回の英国からの便りでは、今まで見つけた日本とイギリス(whitgift校)の違いを書いていこうと思います。

・服装など

 最後の二学年に当たる6th Formはスーツに学校のネクタイ、ほかの生徒は校章入りの学校の制服を着ています。全員ネクタイをしていて、最初見たとき妙に思いました。学校にいる間もずっと制服なので、休み時間に走り回って遊んでいる時も彼らは制服を着っぱなしです。制服が学業成績を高めるということで、イギリスはこういう制服のある学校が多いらしいです。

 靴はみんな革靴で、上履きはありません。したがって、どの扉からも学校に入れます。

・授業

 各授業でメンバーも違うので、すべて移動教室です。物理・化学はたいてい実験室が使われます。基本的に授業の始まりと終わりのあいさつとかはなくて全員集まったら始まり、終わったら各々thank you, sirとか言って去っていきます。板書だけというよりは授業にパワーポイントを使う先生が結構多いです。そうでなくても黒板に直接書かないで手元で書いたものをプロジェクターを使って写す先生もいます。日本とかなり違うのは、一つのクラスが最大でも10人で、少人数の授業なので生徒たちもよく質問しているし、先生との会話もかなりあります。

・先生

 男性の先生は、スーツを着るのが決まりのようです。学年が多いことや少人数授業なこともあって先生の数はかなり多いです。オフィスが最低でも教科ごとに別々のところにあって、一人や二人だけで使っているものなども学校中に点在しています。そのため、僕はオフィスがどこにあるか知らない先生もいます。その他、化学物理は実験道具を管理しているtechnicianという人たちが複数人いて、実験の道具の準備や後片付けはその人たちがやっています。

・その他

 日本と違って、掃除はありません。毎日掃除するのに雇われた人たちが、放課後掃除をしています。そのせいかわかりませんが、床が紙のごみでかなり散らかっていることがままあります。

 飯の時も、こぼしてもそのままにしておくのでメニューによってはテーブルがかなり汚くなります。昼飯の時には、罰としてテーブル掃除をやらされている生徒が必ずいて、ランチの時間テーブルの間を歩きながらそういう食べ残しを拭いて回っています。

 あとは、扉や曲がり角で行き違いになったときに、相手に先を譲るafter youていうのが、よく起こるのですが、いつも譲られています。どうもタイミングというか反応が鈍くて先に言えないでいます。

 最近実験をすることが多かったのですが、実験中は、誰かしらがスピーカー使って音楽を流していました。


07:54 | 連絡事項
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14,15期生 林君 英国からの便り
林君長期派遣レポート
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2015/05/28

英国からの便り(3・4月号)

Tweet ThisSend to Facebook | by s_ogawa

英国からの便り

  Yuki Hayashi

みなさん、こんにちは。まずは、1年生のみなさん、これからの3年間の学校生活が素晴らしいものとなるように願っています。そして、2,3年生は学年が上がり、学校を背負っていく立場になりましたね。学校の中でも外でも思う存分暴れてほしいと思います。イギリスから応援しています。

イギリスではイースター休暇のすぐ後にMockと言われるIB(インターナショナルバカロレア)の校内模擬試験がありました。この試験はとても大事なもので、この結果をもとに学校は大学側に成績を送ります。つまり、大学に志願する際の個人の成績としてMockが使われるということです。

自分の専攻しているなかで1番大変だったのは心理学でした。テストはすべてエッセイ形式の問題なので、深いところまで理解していないと良いエッセイが書けません。そして心理学は覚えることが非常に多く、研究者の名前や研究の行われた年、研究の目的や手順、結果などすべて含めなければなりません。結果では、実験参加者の何%がこのような行動を示したなど、詳しい数字も知識として必要で、復習しているときは頭の中が数字だらけでした(笑)かといって覚えればそれでいいというわけではなく、設問に対する答えをうまく研究の結果と結び付けてまとめる力が必要です。

自分はその結論を書きあげるのにとても苦労しました。これはもう慣れるしかないと思い、イースター休暇前にひたすらエッセイを書き、先生に直していただいたのを覚えています。特に休暇前の2週間はほぼ毎日エッセイを提出していたので、多忙な業務の合間をぬって添削してくださった先生には本当に感謝しています。問題としては”Discuss the role that one cultural dimension might have on behavior”(文化的側面が持つ人間の行動への役割について論ぜよ」などがありました。

余談ですが、日本では答えがあっていればマルを、間違っていればチェックかバツ印をつけますね。それに対して、イギリスではあっているものにチェックを、間違っているところにバツ、またはマルをつけます。イギリスに来た当初はこの事実を知らずに課題で正解にマルをつけて提出したところ、先生がすべて間違っていると思ったらしく、本気で心配されたことがありました(笑)

さて、イギリスでは5月に総選挙が行われました。イギリスの総選挙は5年以内に1度で極めて大事なものらしく、国民の注目度は非常に高いです。開票の際は学年全体でかなり盛り上がり、拍手やブーイングなどが頻繁に起こりました。この時期に感じたことは、周りの人はみな政治に大きな関心があるということです。生徒の間でも自分の支持する党に関して活発な議論が繰り広げられていました。イギリスには移民が多く、移民の受け入れを支持するかがとても大きな問題です。このグローバルの時代、将来日本にも移民を受け入れるか受け入れないかという選択を迫られる時が来るかもしれませんね。

 イギリスの夏休みは7月の頭から始まります。そこまでしっかりと集中して、1年をよい形で締めくくることができるように頑張っていきたいと思います。では、また次回お会いしましょう。


 

 

 

 


14:18
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13,14 原田君 英国からの便り
原田君長期派遣レポート
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2016/03/01

長期派遣 原田くん長期派遣最終レポート

Tweet ThisSend to Facebook | by nozawa
WHITGIFT校13,14期派遣の原田光遥くんから、長期派遣の最終レポートがとどきました。
ご覧ください。
原田君 長期派遣最終レポートfinal.pdf
07:32 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0)
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11,12期生 植山君 英国からのたより
植山君マンスリーレポート
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2012/06/14

No.9(5月号)

Tweet ThisSend to Facebook | by hocchi
 
 5月はIBの本試験がありました。僕たちの学年のIBの生徒は来年のこの時期にIBの本試験を受けます。試験はおよそ一か月間かけて行われます。1日で一つだけテストを受けたり、2つ受けたり、テストがなかったりと、日本のように全員一斉に同じテストをうけるわけではありません。各々が自分の選択した教科とレベルに合わせてテストを受けます。同じ時期にAレベルの生徒も試験がありました。Aレベルの生徒は年に一度試験があります。学年末テストのようなものです。しかしこの成績が大学に直接送られるので非常に重要です。

 さて6月上旬にはハーフターム休暇がありました。僕はAレベルの科学を選択している生徒たちと一緒にアイスランドに旅行しました。この旅行は学校行事の一環です。今回は1週間というとても長い滞在で予定もぎっしりと詰まっていました。アイスランドは日本のようにプレートの境目にある島国です。地震や噴火といった自然現象が頻繁に起こることで有名です。ただし日本と違いプレートが広がっていく境目なので自然現象のメカニズムは大きく違います。またアイスランドは高緯度にあるので僕が滞在している間は真っ暗になることは一度もなく夜中でもうすぼんやりと明るいままでした。また標高の高い山には氷河が残されています。滞在6日目に僕も氷河を見に行きました。火山灰の降り積もっているところだけ氷河が解けずに残ってホーンを形成していました。このホーンは一見するとただの火山灰の山ですが踏んでみるとただの氷の塊です。氷河を歩くときはこれにつまずいて氷河の隙間に落ちる危険性がとても高いそうです。

 アイスランドは地理的特徴を生かして地熱発電が非常に優れています。アイスランドの北東側にはアイスランド最大の発電施設があります。この施設は首都のレイキャビックの総消費電力のおよそ3倍の電力を発電できます。この施設で使われている技術の開発には三菱や東芝といった日本の企業も大きくかかわっているそうです。

 アイスランドは非常に小さな国で人口も少ないですが、その独特の地形や地理的特徴から多くの科学者が欧米から研究にきています。アイスランドの国立の大学もイギリスやドイツ、フランスといった国々と多くの交換留学制度を設けているそうです。火山や地熱発電、プレートテクトニクスに興味のある人はぜひ調べてみてください。
 


08:07
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9,10期生 廣澤君 英国からのたより
廣澤君マンスリーレポート
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2010/11/11

廣澤君 紹介

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ホイットギフト校長期派遣へ向けての抱負

 こんにちは。第9期の長期留学生としてホイットギフト校に留学することになった廣澤です。
 僕は今回の留学を通して世界で使える英語を身につけ、たくさんの友人を得て、たくさんの貴重な経験をしたいです。

 ホイットギフト校では他の国から来た留学生とともに生活することになります。異なる文化を持ち、異なる考え方を持つ人と交流することには苦労するかもしれないけれど、自分にとってとても良い刺激になると思うし、他の国の人々を知ることで逆に日本について新たな発見も生まれてくると思うのでとても楽しみに思っています。

 ホイットギフト校ではIBコースというコースをとります。イギリスでは他にAレベルという専門性の高いコースもありますが、IBコースではより広い分野を学ぶことになります.僕はENGLISH, JAPANESE, PHYSICS, CHEMISTRY, GEOGRAPHY, MATHEMATICS をとる予定です。おおまかに日本とイギリスの授業の違いをまとめると、日本では大人数のクラスで知識の整理がより重視され、イギリスでは少人数クラスでdiscussionを中心に行うそうです。僕は今まで受けたことのないタイプの授業を受けることになるので不安もありますが、出来る限り早く適応して積極的に発言していきたいと思っています。
 またホイットギフト校ではスポーツや芸術活動にも力を入れていて、芸術活動では特に音楽が盛んであるそうです。僕はスポーツや芸術なら国籍は関係ないと思うので、そちらの面でも積極的に関わっていきたいと思います。特に日本でやっていたスポーツを続けていくつもりです。
 僕は多くの人の協力によってこの留学の機会を得ることができました。そうした人々への感謝の気持ちを忘れないで、楽しんで留学生活が送れるように頑張ります。
 
長期留学総括レポート2009~2011はこちら (廣澤くん最終報告.pdf
00:16
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8,9期生 翁君 英国からのたより
翁君マンスリーレポート
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2009/11/11

翁君 紹介

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 僕は世界を舞台に活躍するような人間になりたいです。

 高校生のこの時期から留学することはとても有意義で、英語が欠かせない将来の国際社会に生きるためには、重要な意味を持つようになると思います。また、英語だけではなく、東欧各国からの留学生たちと寮で共同生活をすることで、異なるいろいろな文化に触れることができ、自分自身の自立性や社会性をも鍛えることができます。言語の壁などの多くの困難が立ちはだかるけれども、それらに打ち勝ち、より一層成長して帰って来ます。

 Whitgift校ではインターナショナル・バカロレア(IB)というコースで、英語、日本語、化学、生物、経済、数学の6科目を勉強する予定です。 Whitgift校は少人数教育、エッセー教育をベースとし、論理力や表現力を伸ばす高度な授業を展開している一方で、スポーツや音楽などもすばらしい成績を収めています。このような優れた環境の中で勉強できることを誇りに思います。自分の力がどれだけ通用するかはわかりませんが、最後まで諦めずに、目標に向かって一生懸命やりたいと思っています。

 僕は長い間ずっと今回の長期派遣に選ばれたいと願ってきました。今は本当にうれしく思っています。英語圏の国で勉強できるのは滅多にないことなので、与えられた貴重なチャンスを大事にして、今後につながるようにがんばります。
00:19
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7,8期生 濱田君 英国からのたより
濱田君マンスリーレポート
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2009/11/11

濱田君 紹介

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ロンドン インペリアル大学合格!
Imperial collage London
Biochemistry(生化学)コース

私の留学の一番の目標は、世界中の人々と完璧にコミュニケーションを取れるようになることです。また、ホイットギフト(以下W校)での授業は浦高の雰囲気とは異なり、もちろん全て英語で学ばなければなりません。海外に住むことは憧れていましたが、今まで真剣に自分の事として考えたことがなかったので、まだ実感としては湧いてきませんが、とにかく一生懸命頑張りたいと思います。

 W校では、インターナショナル・バカロレア(IB)コースを選択し、学科としては、英語、日本語、数学、化学、生物、心理学の6科目を専攻します。私は短期派遣の時にW校に訪れ、実際の授業等を見学してきたのですが、学問に対する情熱がひしひしと伝わってきて、驚きました。このような環境で、私も彼らと一緒に勉強できると思うと、とても楽しみです。

 外国での長期に渡る生活は異質なもので、日本とのギャップも生じてくると思います。しかし、世界には様々な考えがあるので、お互いに理解し合い、全ての事を新しい体験として、吸収していきたいです。また、私からも日本の文化や、考え等も伝えていきたいです。18という年齢で、このような厳しい状況に身をおくことは、人間としての器を大きくし、これからの国際社会において、絶対に有意義なことだと思っています。だからW校では、自分の限界まで様々な事、特に、勉強、スポーツ、芸術に積極的に挑戦し、留学を終えたときには、今より何倍も成長できるように、日々努力を続け、精一杯頑張ります。

00:22
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5,6期生 大谷君 英国からのたより
大谷君マンスリーレポート
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2007/11/11

大谷君 紹介

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ケンブリッジ大学合格の快挙!
~浦高生、ニュートンの後輩に~

大谷君は、2008年1月、見事に
ケンブリッジ大学ピーターハウス・カレッジ・ナチュラルサイエンスコースに合格しました。
彼はホイットギフト校で2年間、IB(インターナショナル・バカロレア)コースで勉強し、
外国人留学生ながら、学年トップの成績を収めていました。
そしてホイットギフト校での課程が修了した後も大学進学の準備を続け、今回の快挙となりました。

ピーターハウス・カレッジは1284年創立のケンブリッジ最古のカレッジであり、
1学年の募集定員が全体でわずか80名程度のケンブリッジ最小のカレッジでもあります。
その規模の小ささから、教授と学生の距離が非常に近いカレッジとしても知られています。
大谷君
ホイットギフト校長期派遣へ向けての抱負

 私がこのプログラムに応募した理由のひとつに、異国の学生たちに囲まれて生活してみたいと強く思ったということがあります。  幸いにも、過去にも浦高でホイットギフト校短期派遣とミシガン大学サマープログラムへの派遣と2度海外で勉強してくる機会が与えられ、そこでたくさんのすばらしい学生たちと出会うことができました。アメリカや韓国、イギリスといったさまざまな国の学生たちと自国の文化、世界の出来事などについて話をし、自分の知らない世界、考え方の多いことに改めて驚かされました。このプログラムを通して多民族社会という新鮮な環境に身をおくことで、将来、世界の舞台で仕事をするようなとき、文化の異なる相手を理解し、評価できるような柔軟な姿勢、考え方を得たいと思っています。
ホイットギフト校ではインターナショナル・バカロレアコースを選択し、数学、化学、生物、経済学、英語、日本語を勉強することになっています。インターナショナル・バカロレアとはスイス・ジュネーブに本部を置くインターナショナル・バカロレア機構が提供する国際的に極めて評価の高い教育プログラムです。その資格を取得することで、英国国内の大学のみならず、世界中の有名大学に入学することが可能となります。このチャンスを最大限に生かしたいと思います。
 単に英語の勉強という小さな目標にとらわれるのではなく、異国の学生たちの間で勉強するという、留学からしか得られないような貴重な経験を得て、この与えられたチャンスを自分にとって有意義なものとしていきたいです。

長期留学総括レポート2005~2007はこちら (大谷君報告書.pdf 
 
2008年05月31日付「デイリーヨミウリ」に掲載されました(大谷君記事.pdf


00:26
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3,4期 株田君
ロンドン大学経済学部 合格!

The University of London

The London School of Economics and Political Science (LSE)

BSc Management

 2月の内定通知から5ヶ月。6月の最終試験から1カ月半。ロンドン大学入学が現実味を帯びてからも、これだけの時間が今日の本発表に至るまでに経過した。
 ―そして、ついに‘合格’― 喜びの気持ちと共に、留学中の楽しかったこと、つらかったことすべての出来事が思い出され、その間の努力は私を裏切らなかったということを確認してくれる。英有力紙Timesによる世界大学ランキングでは社会科学分野で2位だという。どうやら寝食を忘れて研究に邁進できる環境と言えそうだ。そうした環境に身をおくことでこの先さらに自分は成長できるのではないかと思う。
 しかし何にもまして重要なのは、浦高やホイットギフト校の先生方・友人、家族など、今までお世話になった人々の応援がなければ、自分はここまでたどり着けなかったであろうということ。温かなご指導・ご支援は、挫けそうになったときを含めいつも私に留学当初の目標を思い出させてくれた。この場を借りてそうした全ての方々へ厚くお礼を申し上げておきたい。



株田君報告書.pdf (PDFが開きます)
 

1,2期生 三浦君 レポート

ホイットギフト長期交換留学生 三浦 徹

計5年間のイギリス留学を終えるにあたっての総括として大学生活を中心に振り返ってみたいと思います。これから留学を考えている浦高生の参考になることができれば幸いです。

5年間の略歴

2001年9月               Whitgift School 入学
                  A-level: Mathematics, History, Geography and Biology

2003年7月               同校 卒業

2003年9月    The London School of Economics and Political Science
             (ロンドン大学経済学部) 入学
                            BSc International Relations

2006年7月               同校 卒業